こんにちは、こんばんは、imacocoです。
みなさんは、仕事でプレゼンやるコトってありますか?
大きなプロジェクトで、他社とプレゼンで競い合って契約までこぎつけなきゃいけない、
なんてプレッシャーのかかるプレゼンから、
自分のやりたいことを上司に端的に説明してわかってもらいたい、なんて日常的なものまで、
大小さまざまなプレゼンをしなきゃいけない場面が仕事をしているとあると思います。
結局のところ、仕事って、たくさんのコミュニケーションで成り立っているもので、
そのコミュニケーションというのは、つまるところプレゼン合戦みたいなものではないでしょうか?
今日はそんなプレゼンについて考えてみたいと思います。
題して、プレゼン成功の黄金法則!
いきなりパワーポイント立ち上げて、スライド作りから始めるなんて、もってのほか!
プレゼンといったらパワーポイント!ということで、
いきなりアプリ立ち上げて、どのデザインテーマにしようかなぁなんて・・・
ダメダメダメ!!
それだけはやめましょうね。
パワポスライド作りの成功の8割は、とっかかり最初の2割で決まると言っても過言ではありません。
このはじめの「とっかかり」をミスってしまうと、せっかくのプレゼンの機会と時間をムダにしてしまうことになってしまいます。
逆に、出だしの2割さえ間違えなければ、あとの8割は楽勝です。
この80対20の法則って本当にその通りなんですよね。
これに限らず、それに限らず・・・
世の中のこと、ぜーんぶこの視点で眺めると、
人生に革命が起きるかも。。。
自分は今回のプレゼンで何を伝えたいのか?
プレゼンにおいて一番大切なこと。
それは今回のプレゼンの目的、すなわち自分は「何を伝えたいのか?」
この問いに、スパッと短い言葉で答えられるか?に尽きると思います。
伝えたいことをひとつにしぼるなんて無理!
・・・わかります。
あれもこれも大事だし、たくさんのことを伝えて、その中でひとつでも相手に響いてもらえるものがあれば・・・
・・・ええ、ええ、わかります。
でも・・・そんなこと言っているうちは、まだまだスタートラインに立てていないのかもしれませんよ。
10分であれ、30分であれ、1時間であろうと、
相手に伝えたいことは、ひとつに絞った方がいいと思います。
ひとつに絞り切れていないということは、それだけ自分の頭の中がしっかりと整理出来ていないということだと思います。
一文で、シンプルに、言い表すことのできる段階まで、ムダをそぎ落として、とことん考え抜いてみてください。
自分のプレゼンを聞いてくれた人にどうなってほしいのか?
そして、「自分が何を伝えたいのか」ということと同じくらい大切なこととして、
プレゼンを聞いた後、「相手にどうなってほしい、ということをイメージ出来ているか?」ということが挙げられます。
そもそもプレゼンって、なんのためにやるのでしょうか?
それは、自分のプレゼンを聞いてもらった上で、
相手に変わってもらうため、行動してもらうため、ではないでしょうか?
相手になんらかの「変化」を与えられなかったプレゼンは、
それこそ話し手の自己満足か、あるいは相手にとっての時間の無駄、になりかねません。
自分のプレゼンを聞いたことがきっかけで、相手の気持ちを動かし、そして行動に繋がる、それで初めて自分のプレゼンが「活きる」のではないでしょうか?
そのためにも、まずプレゼンする側が、聞き手にどんな行動の変化を求めるのか、
そこを具体的に、明らかにしておくことが大切だと考えます。
スライド1枚につき、伝えたいメッセージは1つ
「自分のプレゼンで伝えたいこと」、「相手に取ってもらいたい行動」、
この2点が明らかになって初めてプレゼンのスタートラインにたったことになります。
そしてこれから考える全てのスライドは、上記2点につながるものでないとなりません。
さて、ここからスライド作りに入るわけですが、まだパワポは立ち上げない方がいいです。
・・・焦らしますでしょ?
焦らして焦らして最後の最後にパワポを立ち上げるのですよ。
立ち上げるのはパワポではなく、「アウトライナー」か「マインドマップ」がオススメです。
imacocoおすすめアウトライナー 「WorkFlowy」
無料でもそこそこ使えます。iPhone、iPad、Mac、ブラウザでも使用出来ます。
私は仕事もプライベートもガッツリ使っているので、プロメンバーになっております。
アウトライナーを使って頭の整理をする感覚に慣れてしまうと、もう病みつきになってしまいますよ。
imacocoおすすめマインドマップ 「X mind 2020」
https://www.xmind.net/xmind2020/
こちらも無料でそこそこ使えます。iPhone、iPad、Macで使用出来ます。
とにかく簡単に、美しい(←ココすごく大事)マインドマップが作れちゃいます。
PDFやEvernoteへの吐き出しもできるので、汎用性の高いマインドマップです。
そしてこれらアウトライナーやマインドマップを使って、
1枚のスライドにつき、伝えるべき主張を1文で書いていきます。
つまり、1回のプレゼンで伝えたいことを1つにしっかり絞った上で、さらにそれぞれのスライドにおいても伝えるべきことを1つに絞るわけです。
そこまで作り手側で伝えたいことを絞りに絞って明確にしておかないと、
あれもこれもと欲張りながら作られたスライドでプレゼンをしても、
聞き手には、結局最後、何にも残らない、というプレゼンになってしまいがちなんですよね。
スライドとスライドを「接続詞」でスムーズにつなぐことができるか?
スライド1枚につき、ひとつの言いたいことに絞ることができたとして、その次に考えることは、スライドとスライドの「つながり」です。
この「つながり」をいかに自然に作れるかが、そのプレゼンの聞きやすさに、そしてわかりやすさに大きな影響を及ぼしてくるのです。
この「つながり」というのは、具体的にはプレゼンを行う際の、次のスライドに移る時の「接続詞的なセリフ」だと思ってもらって構いません。
例えば、・・・
(スライド1)今日は「ブログの始め方について」お伝えします。
なぜなら・・・
(スライド2)「ブログを始めたいと思いながらなかなか始められない」という声が私の周りで多いからです。
では、どんな理由で始められないのでしょうか?
(スライド3)「理由1:どのブログサービスにすればいいのかわからない」
さらには・・・
(スライド4)「理由2:雑記ブログがいいのか特化ブログがいいのかわからない」
ではここで初心に返って考えてみましょう。そもそも・・・
(スライド5)「ブログって何なのか?」
このように自分がプレゼンすると仮定して、青文字でスライドとスライドを繋げながら流れるように全てのスライドをめくって行くことができるのか、何度も何度もイメージトレーニングしてみてください。
そうやって全てのスライドのメインセンテンスと順番が決まったら、ここで初めてパワポを立ち上げてスライド作りに入ってください。
ストーリー構成を「考える」段階と、スライド作成の「作業」する段階とを、完全に分離させることがミソだと思います。
スライドを読んでもらうのではなく、自分の話を聞いてもらうのがプレゼン
いざ、パワポができあがったとして、プレゼンするときに大切なこと。
それは、ただ、スライドに書いてあることをそのまま読むプレゼンには絶対したくないということ。
プレゼンを聞いてくれる人たちに、ただただスライドの文面を読んでもらうだけというプレゼンが、いかに多いことか?
それって本当にもったいないこと。
プレゼンをやる人にとっても聞きに来た人にとっても、スライドを読むことが主役であってはなりません。
話をする自分が主役であり、と同時に話を聞いてくれる人が主役であるべきなんです。
自分が話をしやすいように、聞き手が理解しやすくなるために、スライドがあるだけです。
本当に話したいことがしっかりまとまっているのであれば、極端な話、スライドなんてなくったっていいのです!
スライドが主役のプレゼンって、正直自分が話さなくてもいいじゃないですか?
代役でも務まるプレゼンって切なくないですか?
逆に言うと、スライドが同じでも話し手が違うだけで、話のわかりやすさ、内容が全然変わってしまうことってアリだと思うんですよ。
「あの人の話、聞いて良かったわ〜」
そう言ってもらえるプレゼンがいいですよね。
「あの人のプレゼン、わかりやすいスライドだったね」
これだとちょっとさみしい。
スライド作りに溺れるのではなく、あくまでもプレゼンはストーリーと伝える熱量で聞き手を圧倒したいですよね。
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